11月

■椿 Camellia

椿(港の曙) 港の曙...まず、名前が残念なのは間違いない。しっかり日に当て肥料をあげて管理した親木から夏頃挿し穂をとって挿し木をしている。大きな鉢で育った勢いのある樹から挿し穂を取っても若々し過ぎてすぐには豆盆栽としてしっくりこない。なので…

■杉 Cedar

去年10月に記事を書いた杉を撮影しました。 去年よりも渋い印象に変わったと思います。杉は何気に、小さかろうが幹が早く見れるようになってくれるので好きです。 来年は少し植え付けの角度を調節し直そうと計画しています。

■香姫ヒイラギと枯れ草と道祖神

先日の日曜は私が代表を務める日本小品盆栽協会東京支部の勉強会でした。画像は私がその日飾った2席のうちの1席。例会では昔からこうして勉強会会場の隅で簡略的な季節の飾りをたのしみます。最近はこうして飾る人も少なくなっていますが、こういった場の…

■ヒイラギ ’香姫’ 

<動画内容のテキスト> 今回の動画はヒイラギの’香姫’です。 ヒイラギといえば、今はまずやらないので知らない世代の方も多いと思いますが、私の子供の頃はまだ節分の行事としてイワシの頭と共に家の外に吊るしてた時期がありました。 この樹はモクセイ科モ…

■モミジ(舞姫) Japanese Maple

織姫モミジと親を同じとする舞姫モミジ。 この樹は私が10年ちょっと育てている樹になるので、そろそろ一度振り返っておこうと思います。 私がこの樹を手にしたのは約10年ほど前で、まだその頃は織姫や舞姫といった品種は一般的でなく、品種名もあまり知…

■モミジ Japanese Maple

鉢の上端から上端が3.5センチで、樹高が4センチ程のこの小さなモミジ。 こういった、小さいだけでなく繊細なモミジは小鉢の中で出来上がってくるという性質もあり、根が伸ばせないので、美しさのピークを越えるとどうしても枝枯れなどが起こります。 な…

■サイカチ  Japanese Honey Locust

10月に作成した第44回東京支部展写真帳に私が応募したサイカチの写真。このサイカチは10年前に近所の井の頭公園に生えるサイカチのタネを実生したものです。 サイカチ発芽(2009年) サイカチをやったことがある方がいらっしゃれば実感としてご存…

■ニレケヤキ Chinese Elm

ニレケヤキも、黄葉にほんのり紅がさす位のタイミングは良いものです。この樹はあと数日早く撮影してたらもっと良かったはず。 実は、枝を若干雑に仕立てていて、将来行き止まりにならないためにもそろそろ一度整理したいところなのです。

■欠けた鉢を継いで直す

欠けた破片はありませんでしたが、しばらく使っていた劇画タッチの太鼓胴の縁が少し欠けているのに気付きました。もったいないので修理しておきました。 ということで。 鉢は善福寺というどこの馬の骨とも知れぬ三流作家の作でしたので、それに相応しく「本…

■チリメンカズラ Chirimenkazura

今回はチリメンカズラの動画から。1分ほどです。 というわけで、けっこう小さめのチリメンカズラです。自分で挿し木したものだと思います。それでも昨日おとといのものではありません。10年はいきませんが、それなりの年月が経っています。 チリメンカズ…

■蛍ツワブキ Firefly leopard plant

ツワブキ(石蕗)の花となれば今頃あちらこちらで見ることのできる初冬の風物詩ですが、蛍ツワブキとなれば、艶のある瑞々しい葉に蛍の姿を思わせる斑があり、これは夏飾りにぴったりの草となるのでしょう。 このブログでは私の好奇心を満たす目的で、その植…

■縮緬葛 Chirimenkazura

チリメンカズラの葉が真っ赤になって、もう触れば落ちてしまうほどです。秋の終わりが近づいています。 寒くなるまでに棚の掃除を終わらせたいと思っていますが、まだまだ終わりが見えません。 以前YouTubeにも上げた樹ですが、こちらはうちに一番長く居るチ…

■秋の麒麟草 Goldenrod

まずは短い動画で。 正確には屋久島アキノキリンソウのはず。でも、屋久島性を名に冠するのは時にうっとうしく感じるので、私はけっこう省きがち。 掃除だけして、他は何も手を出さずともこれだけの姿を見せてくれるから、草はたまらんです。 花軸がこの長さ…

■杉 Cedar

先日、日本小品盆栽協会東京支部の例会で杉の素材を差し上げましたので、同じ品種の杉を載せておきます。 双幹の杉を挿し木から仕立てました。性が良いので、基本の幹を決めて芽摘みで仕立てていけばあまり時間をかけずに形ができてきます。新しい方は、是非…