10月

■東京支部展写真帳

ご無沙汰しております。 実は書きたい記事もいくつかあるのですが、最近はするべきことが多く、ブログ記事まで手がまわっていない状況で、投稿は主にTwitterになっています。 しかし私が代表を務める盆栽会の展示会開催の代わりの写真帳制作も編集が終わり、…

■サルスベリ Crape myrtle

棚にあった姫性でないサルスベリ。黄葉タイプ。どういう経緯でうちにいるのか忘れてしまったので、ちょっと考えてみました。 まず、肌に古さがきている。それほど丁寧に作られた樹ではないが、足元の際どいところにちゃんと1曲が入っている。こういった曲は…

■ウメモドキ Japanese Winterberry

第44回東京支部展写真帳にあるこちらの写真、T屋さんのものなのですが、この中のウメモドキが面白い性なのです。 うちで増やしたものを以前私が差し上げたもので、非常に実が着きやすく、その着き方がもう「房成り」なんですね。 昔、本部の交換会でまっす…

■ピラカンサ Pyracantha

実を取る前に、記念撮影。 今度、浮き根をどうにかしなくてはいけません。 鉢は東京支部の大先輩、「登」鉢。

■ズミ Toringo Crabapple

黄実のズミ。僕のズミ。 私が東京支部に入会したての頃、実ものが大好きで小さな鉢に黄色い実をちょろっとだけ付けた細幹の豆盆栽を飾る先輩がいました。 記憶に残るのは、70歳にもなる老人が枝の切れ端のような細くて小さい樹を、これまた可愛らしい豆鉢…

■第44回東京支部展写真帳

私が代表を務める日本小品盆栽協会東京支部では毎年9月に上野で展示会を開催していました。しかし決定期限の初夏、様々な情報が政治、経済、医療・疫学、人間心理などの立場に基づいて発信され交差する中、開催断念の判断をしました。 それでも何かできるこ…

■赤松 Japanese red pine

盆栽界隈に顔を出し始めた頃、2007年の秋に展示会売店でたくさんのタネの入った袋を買い、すべて蒔いたら知人に「そういうのは全部蒔くものじゃない」と諭された。当時はこの赤松と他にヤマモミジのタネをしこたま蒔いて育て、結果、同じ樹種でも実生す…

■真柏  Shimpaku juniper

徒長した芽を挿し木してからぼちぼちの年数が経ち、最近はやっと盆栽っぽくなってきたので、去年あたりから幹を削り始めています。 私の先生T屋さんは(少し前の盆栽世界に出ていたそうですが)、針金で作ることをしません。樹を「作る」なんて言葉も「おこ…

■ピラカンサ Pyracantha

しばらく前から小葉で小実のピラカンサが出回り始め、豆盆栽の界隈ではそちらの種が人気となっていますが、全国的にはどうなのでしょうか。 もっとも、その小葉・小実の新しいピラカンサの良い素材と言えばまだまだ少ないようにも思えるので、ただのタネ木を…

■杉 cedar

杉。八房の性です。冬になると葉を真っ赤にする様がいいですよね。 気が付けば最近載せている画像のほとんどが自作鉢になっていましたが、こちらも自作。この鉢で使っている朱泥はちょっと特殊で、焼き上がりの肌はすごく良いのですが、とにかく歪みやすい。…

■ツタ ivy

コーヒーフレッシュ鉢に入った挿し木素材。今まで他の樹に埋もれていたが、とりわけ早い紅葉で、棚中目立った存在に。 来年はちゃんとした鉢に、植え付け角度を変えて植えるか。 ツタは丈夫で、仕立てるのに手もかからず、紅葉という芸もあるので風情もあり…

■児の手柏 Chinese Arborvitae

児の手柏。実生でまだ10年は経たないはずです。今の流行からは外れる樹種ですのでこの樹種をやっている方などほとんどいないかと思います。私は先生のT屋さんがやっていたので始めましたが、他には松平さんの写真集でそれらしきものを見かけたくらいかと…