■ウメモドキ Japanese Winterberry
第44回東京支部展写真帳にあるこちらの写真、T屋さんのものなのですが、この中のウメモドキが面白い性なのです。
うちで増やしたものを以前私が差し上げたもので、非常に実が着きやすく、その着き方がもう「房成り」なんですね。
昔、本部の交換会でまっすぐなだけの素材を、それと釣り合わないほど高い値段で競り落としたこの性の樹。その訳は、着いていた実の多くがタネを持ってないままのように、ひとまわり小さい大きさで成っていたから。これはおもしろそうだと。そしてそれを実際育ててみると、花付き実付きも非常に良いという。
他のウメモドキと比べて若干樹勢が弱いという欠点もあって、あまり枝数も増えず、素材作りがなかなか進まないのですが、この性はできるだけ増やしたいところです。