■杜松 Needle Juniper
画質が悪くてすみませんが、2018年の名品展に飾った思い出の杜松です。残念ながらありがちなパターンで、飾った後にすぐ枯らしてしまいました。
もともと持ち崩して枝配りがおかしくなってしまっている樹を買って来て、片枝だけになってしまっている山の樹を仕立ててみました。盆栽としては王道でない樹形なので笑われるかと思ったら逆に評判が良く、お世辞を言わない方からも褒めていただいたので嬉しかったです。
この樹を仕立てるにあたっては、充実っぷりを見せる樹ではないので、増えていく芽を減らす作業が中心で、どう芽や枝を減らすかに苦心しました。
添えてあるのはイワヒバで、鉢は冬の飾りなので雪の結晶(雪華)の染付。自作です。