■ウグイスカグラ a species of honeysuckle

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 ブログを新しくしてから、個人的な好奇心でいつも記事を書く都度その樹種の英語名を調べるようにしているんです。完全にただの好奇心なんですけど。基本、もう10年以上も盆栽ブログを書いているので、それは自分的に完全なマンネリズムの堆積ですが、樹は変わっていっているわけでそれは良いのです。でも、趣味として日常的に書くものに少し負荷をかけることで自分の糧にならないかな、と思いまして、私の馬鹿な頭に何か引っ掛かりを残すように英語名を調べて書いているんです。もちろん、外国の方にも見ていただいているので、外国の方にも伝わりやすいようにという考えもありますが。

 それで、英語での名前がはっきりとわかりやすいものなら楽なんですが、やっぱりすっきりしないものもあって、また、今回のウグイスカグラ(Lonicera gracilipes:a species of honeysuckle)などは該当する英語表記がないらしいという、そういうものも当然出てくるわけで困ります。

 そんな時、別に気にせずローマ字でもあてておけばいいのですが、ローマ字読みをグーグルさんに発音してもらうと日本語とかけ離れちゃうのがなんだか不快で、逆の発想で「グーグルさんに正しい日本語の発音をしてもらえるようにアルファベットを並べてみる」という「遊び」が始まっちゃうわけなんです。私は何をやっているんでしょうね笑。

 

ウグイスカグラ:wogowisscagler

 はい、「ウグイスキャグラ」いただきました!

 

 

 私は幸せなのか、それともただの阿呆なのか。

 それはいいとして、ウグイスカグラ。ウグイスカグラという樹は盆栽として特別人気があるわけでもないのですが、私はまだその名前も知らない段階で祖父の家近くの雑木林で出会った思い出があるためにとても親近感があり、何だかんだでうちの棚から消えたことはありません。

 小さな樹では枝を切ると花を見るのは難しいですし、咲いても、すなわち実が成るとはなかなかいかない樹種だと思います。そんな樹の魅力はと聞かれたら、その中に幹の表情というのは間違いなく入ります。

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 こんな小さな樹でも、干からびたピーナッツみたいな、(←?)なんとも面白い肌になるんです。こうなれば、枝を抜いた跡も味になりますよね。

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 あと加えておくと、この樹は冬の間も芽を控え目に開いていて、その姿がとてもかわいらしいです。春が待ち遠しいとでも言いたげな冬姿。それもこの樹の魅力です。

 

 ウグイスカグラとは別に、こんな可愛いa species of honeysuckleもあります。