■バラ(屋久島ノイバラ、山陽バラ) Rose

 2020年2月に会の方が新人のために例会にバラをたくさん持って来てくれまして、私も余りものをいただいて帰りました。

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 早速ビニールポットから取り出して不要な部分を剪定して小鉢へ。こんなに小さくなってしまいました。

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 基礎部分が出来ていないバラはがっつり切り込むに限ります。ここからが始まりです。

 そうして1年ちょっとが過ぎた今。もう盆栽の雰囲気が出てきていますよね。

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 特徴からし屋久島ノイバラのようです。

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 初めての品種だったので様子を伺っていたら、この品種は花が開き、夜になるとシワっぽくなって閉じかけるもののまた次の日に開いて、でもこの時にはおしべの鮮やかな黄色は失せてしまうようです。上の写真で言ったら奥の花、下の写真で言ったら手前が前日に開いた花。

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 撮影時の雨続きの天候のせいで足元から不定根(地上部からの気根)が出ています。

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 同じような一重の白花の野バラで数年前から山陽バラや厳島バラと呼ばれる品種が流通しています。ちょっと並べて比べてみました。

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 軸もより細く、葉も小さく、節が詰まるので花も多い。豆盆栽に向いた品種です。

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 この品種もだんだん樹ができてきたので、そろそろ実成りにチャレンジです。