■クチナシ Cape Jasmine

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 今日は午後から私が責任者を務める盆栽会、日本小品盆栽協会東京支部のWeb会でした。私を含め、毎回機器の不具合など誰かしらトラブルがあったりしますが(前回は私も)、自分でとりあえずの対応をしたり、詳しい人がサポートしてくれるなりで、どうにかまわっています。

 今日カメラとマイクの出力ができず聞くだけだった方も、その方面に詳しい最年少のSさんが閉会後に細かくやりとりをしてくれ、最終的にはビデオ通話ができる状態に。横で対応を聞いていても、Sさんのような詳しい人がゆっくり丁寧にサポートしてくれて安心感があったし、詳しい人がわからない人をサポートするという形はまさに、会が機能している感があって、なんだか誇らしかったです。

 今後の会運営を考えると、多少でも参加希望者がいて、私の都合も悪くなければ、区民センターでの勉強会に加えて月1のWeb会を定例化するというのは試す価値があるのではないかと考えています。こういうのは数か月に1度ポツポツとやっていたところであくまでも月例会の代わりにしかならないですし、使い勝手の充実には至らないと思うのです。まだまだ模索中ですが、区民センターの月例会ではできないような、Web会ならではの満足を提供できたらと思っているんです。

 例えば区民センターの勉強会ではどうしても私が自分の樹を使って話す形がメインになってしまいますが、Web会ではなるべく皆さんに皆さんの樹について話していただきたく思って進めています。だって皆さん自分の生活の時間を割いて可愛がっている樹たちですから。おおいに自慢して、おおいに語っていただきたいんです(ま、茶化しますけど笑)。そのために樹姿をどうやって皆で共有するのが良いかもミーティングの回数を重ねてまた新しくわかってきました。

 とにかく、やれることがあるのならやれるだけやって、コロナ禍を無駄に過ごしたくはないのです。じゃないとあの世の中村是好さんにも、未来の後輩にも、胸を張れないですから。

 はい、入会は随時歓迎していますので、初心者の方でも、経験者の方でも、メニューのCONTACTから、または会のHP小品盆栽.TOKYOから、お気軽にお問合せください。

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 さて、画像はクチナシ。鉢は志水鉢。

 私が入会当初からお世話になっている先輩がこだわった末に行きついた性のクチナシなので元々とても花付きが良いのですが、今年は、樹の大きさに対して、すべて咲いたら死ぬのではないか?というほどの量の蕾です。

 挿し木から仕立てて10年も経っていませんが、最近立派に(偉そうに?)なってきました。私とは大違いです。