9月

■ツタ ivy

7月の終わりの姿。 このツタは毎年花を咲かせ、途中まで実を成らせますが、実が大きくなる前に落としてしまいます。 ちゃんと交配が出来ていないのでしょう。 そして現在の姿。 うちの棚では実や葉がすでに一部色付き、今年は秋の進みが早い気がします。

■サルスベリ Crape myrtle

普通種のサルスベリです。今年はいつもより管理を丁寧にしてみたら、小さい鉢なのに樹が花芽だらけになっていました。 今朝2番目の花が開きましたが、2番目のほうが色が少し濃い気がします。 この樹の全体はこれから公開される第45回東京支部展写真帳に…

■納涼展と第45回東京支部展

私たちの会では毎年8月に納涼展というものを開きます。「納涼」は「夏の暑さを一時忘れるよう涼しさを工夫して味わう」程度の意味だと思います。別に盆栽を飾ったからといって温度が下がるわけでもありませんが、いかに感覚に訴えるものができるか、みなさ…

■豆盆栽 苔のはり方

盆栽の世界では鉢土の表面に苔を敷くことがあります。これは苔をのせて美しくすることが主眼でなく、まだ新しい植え土が見えないようにするカムフラージュという意味合いでの使用です。 盆栽で使われる赤玉土は粒状になっていて、古くなると表面は劣化して崩…

■マユミと弓の話

まゆみ。数年前に自分で実生したものだが、幼い頃からすぐ花を咲かせ、タネのつかない小さな実が成りやすい。雌雄異株とされるまゆみだが、最近は「雌しべが短い花をつける個体がありそれが結実しにくい傾向があるだけで、雌雄同株」という考え方もあるよう…

■梅もどき Japanese winterberry

落霜紅という美しい別名もある、梅もどき。 画像は、昔、初めて買った梅もどきの枝を挿したもので、もうそれから10年ほど経ったようです。もう10年ですか。道理で最近、体で重力の存在を感じれるはずです。 この樹は同時に初めての名品展出展の樹でもあ…

■白まゆみ mayumi

幹1本、枝1本。葉っぱは虫食い。 白まゆみ。とても実付きの良い品種です。 ・・*・・*・・*・・*・・ 今日は私の盆栽の先生T屋さん宅へ第44回東京支部展写真帳の撮影へ。たくさん見て聞いて、もう、おなか一杯です笑。 私が差し上げたちょっとした素…

■春ニレの秋

。。。という、ややこしい季節感。 さてさて、小さいし、細幹だし、馬鹿にされそうな樹ですが、けっこう盆栽してると思っている春ニレ。挿し木から仕立てました。 もうこの鉢などは残された葉もわずかです。この樹種の秋は早過ぎます。大きな鉢の春ニレも、…

■思い出す鉢

支部の責任者になってからは気持ちも時間も余裕がなく、大好きな鉢作りから少し離れてしまっています。そのうちにまた始めたいと考えてはいるんですけどね。 作った鉢を自分で使うのが好きなので積極的に販売することはありませんでしたが、お世話になってき…

■ギョリュウ Tamarisk

やっとのことで、東京もここのところ涼しさを感じることができるように。時々降る雨が秋の空気を運びます。 そんな気候の変化に樹たちも再び活動を始めたようです。 ギョリュウ まだ仕立て中のギョリュウです。今朝手にして、足元に白いものが見えました。 …

■ごあいさつ

心機一転、ブログを新しくすることにしました。 2009年3月よりいつか盆栽 風日記をso-netブログ(現SSブログ)で始め、10年ほど続けました。『どこの馬の骨だからわからない実生癖のあるナイスガイが日本小品盆栽協会に入会し、良い先生との出会いに…

■ただいま準備中。